ゲーム関連の株式情報まとめ

台頭する中国・米国のゲーム会社について注目しています

テイクツー社の売上高は、前年同期比9%増の25億3,000万ドルに

昨年12月に終了した2021年度第1~3四半期のテイクツー社の売上高は、前年同期比9%増の25億3,000万ドルとなりました。

同社は、デジタル購入による繰延収益を含むネットブッキングが、通期で13%~14%増加すると見込んでいます。

同社のトップゲームは、「NBA 2K21」、「PGA Tour 2K21」、「Grand Theft Auto V」、「Red Dead Redemption 2」、リマスター版「Mafia」、Social Point社のモバイルゲームです。また、「グランド・セフト・オート・オンライン」や「レッド・デッド・オンライン」は、オリジナルのゲームの寿命を大幅に延ばしています。

Take-Two社の1-9月期の純利益は、利益率の高いデジタルダウンロード、ゲーム内取引、定期収入への依存度が高まったことにより、前年同期比31%増の3億7,000万ドルとなりました。

予想とバリュエーション

アナリストは、テンセントの今年の売上高と利益は、それぞれ21%と27%増加すると予想しています。これは、パンデミック後の非ゲーム分野の成長が、すでに第4四半期に大幅な減速を経験したゲーム事業の成長鈍化を相殺するためです。

これは、ゲーム事業の成長鈍化を非ゲーム事業の成長が補っているためです。アリババほど独占禁止法の逆風にさらされてはいませんが、規制の強化は同社の成長を阻害する可能性があります。

ウォール街では、テイクツー社の今年の収益と利益はともに15%成長すると予想されています。しかし、3月末にスタートした2022年度については、パンデミック後の市場で成長が鈍化していることから、アナリストは売上高と利益がそれぞれ4%と1%しか伸びないと予想しています。これらの予想を基にすると、Take-Two社の株価は29倍の順方向の利益となり、少し割高に見えます。

勝利者 テンセント

規制面での逆風が解消されるまでテンセントを避けるような動きが見られました。

なぜなら、Take-Twoはより強い成長を遂げ、より多様な事業を有し、Take-Twoよりも低いPERで取引されているからです。