ナスパースはアフリカで最も価値のある企業と言えるか

サンラム・プライベートウェルスのシニア・ポートフォリオ・マネージャーであるニック・クンゼ氏は、「このグループは、インドのeコマース分野で非常に興味深い投資を行っているため、おそらく資本の一部はそこに向かうでしょう。」と述べています。

今回の資金調達により、Prosus社は、過去18ヶ月間に2つの有名な買収案件を逃してきましたが、デカイ案件を獲得するための新たなチャンスを得ることができるかもしれません。

昨年初めには、英国の食品グループJust Eat PlcをTakeaway.comに買収するための80億ドルの競争に敗れ、7月にはEBay Inc.のクラシファイド事業を対象とした90億ドルのオークションで、ノルウェーのライバルAdevinta ASAに敗れました。

水曜日のアムステルダムの終値で、Prosus社の株価は4.6％下落しました。

同社は、史上最高のベンチャーキャピタルの取引の1つを利用している。

テンセントの親会社であるNaspers Ltd.は、2001年にテンセントがまだ無名のインターネット企業だった頃、わずか3,200万ドルを投資しただけでした。

その株式は現在、約2,390億ドルの価値があります。引用：米国株式ブログ

テンセントの株価は近いうちに厳しい局面に直面する、という見方もあります。

この決定により、ナスパースはアフリカで最も価値のある企業となりましたが、その時価総額は約1,050億ドルと、テンセントの保有株の価値に比べて大きく遅れています。Prosus社の設立は、この差を縮めることを目的としていますが、アムステルダムを拠点とする同社も、WeChatの生みの親であるTencent社の株式の大きさにはかなわないと考えています。

Prosus社は、少なくとも今後3年間はテンセントの株式を売却しないことを約束したという。

ナスパースは2018年に98億ドル相当のテンセント株を売却しましたが、これは持株とその他の事業のほとんどを現在のプロサスにスピンオフする1年前のことでした。

"VCアセットのツェーは、「市場はすでに、3年ごとにナスパースが保有株を整理してテンセントからの重い利益を取り出し、どこかに投資したいと考えるだろうと予想しています。"ですから、今回の増資自体はそれほど驚くことではありません」。

このことが、木曜日のテンセントの株価の反応が鈍いことの説明になるかもしれない。ナスパースによる2018年の株式売却は、テンセントの株式を2日間で9％以上も下落させ、480億ドルの市場価値を消し去る要因となっていた。